本事象はお客様のExchangeサーバー側の設定によって発生します。
【詳細】
会議室端末にて「今すぐ入室」で予約をした場合、その予約の件名は、予約画面で登録した利用者名となります。
会議室端末の画面上には件名欄がありますが、Exchangeサーバー側の設定によっては、件名欄に件名(登録した利用者名)が表示されません。
【対応方法】
件名欄の表示内容を変更するには、Exchangeサーバーの「予定表の処理オプション」を変更します。
処理オプションを変更するにはPowershellのコマンド「Set-CalendarProcessing」を使用します。
例:件名を削除しない。件名を開催者名に置き換えない。
Set-CalendarProcessing -Identity "<会議室メールアドレス>" -DeleteSubject $false -AddOrganizerToSubject $false
なお、コマンドの詳細は下記のマイクロソフト社の情報をご参照下さい。
Set-CalendarProcessing
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd335046(v=exchg.160).aspx
会議開催者が会議室を予約する際に入力した件名が、会議室端末に表示されない場合があります。
【詳細】
会議開催者の会議出席依頼によって会議室に予定が作成される際、お客様のExchangeサーバー側の設定によっては、会議室に作成された予定では件名が削除されます。
この場合、会議室端末に件名は表示されません。
【対応方法】
件名欄の表示内容を変更するには、Exchangeサーバーの「予定表の処理オプション」を変更します。
処理オプションを変更するにはPowershellのコマンド「Set-CalendarProcessing」を使用します。
例:件名を削除しない。件名を開催者名に置き換えない。
Set-CalendarProcessing -Identity "<会議室メールアドレス>" -DeleteSubject $false -AddOrganizerToSubject $false
なお、コマンドの詳細は下記のマイクロソフト社の情報をご参照下さい。
Set-CalendarProcessing
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd335046(v=exchg.160).aspx
2017年12月12日現在、Windows10 OSがインストールされている会議室端末上で、キオスクモードでResourceLook アプリを使用すると、正しく動作しないという問題が発生しておりましたが、同年12月19日に実施したメンテナンス作業にて、現在は事象が解消しております。
【詳細】
Windows10 OSがインストールされている会議室で、ResourceLook アプリでキオスクモードを使用すると、画面が遷移せず、正しく動作しません。
【発生条件】
Windows10 OSがインストールされている会議室端末で、最新版のResourceLook アプリ(バージョン番号:1.8)を使用している場合に当該の事象が発生します。
【原因】
本件に関しまして、調査の結果ResourceLook アプリに使用しているライブラリ(※)の不具合による事象である事を確認しております。
※現在、ResourceLook アプリでは、Microsoft社の「Xamarin」を使用しております。
「Xamarin」の詳細につきましては、こちら(Microsoft社のホームページに移動します。)をご確認ください。
【対応状況】
(2017年12月27日 記載)
本件に関しまして、現在本件の修正対応が完了したResourceLook アプリがリリース済みとなっております。
事象が発生しているお客様におかれましては、大変恐れ入りますが、v1.9以降のアプリへのバージョンアップをお願い致します。
OutlookとResourceLookとで予定の時間がずれて表示される場合は、それぞれのタイムゾーンの設定が一致していない可能性があります。
ResourceLookの画面に表示されている[個人設定]をクリックし、[タイムゾーン]の設定値をOutlookでの設定値に合わせて、事象が解消されるかどうかをご確認下さい。
【例】
Outlookでは日本時間、ResourceLookではUTC(協定世界時)の場合、予定は9時間ずれて表示されます。
この場合はResourceLookの[タイムゾーン]の設定値を日本時間に合わせて下さい。
お客様のOffice 365の環境によっては、「来訪者管理_管理者ガイド」の「来訪者管理アドインの追加」に記載されている手順を実行しても、以下のエラーメッセージが表示されて設定できない場合があります。
・エラーメッセージ
アドインのホームが新しくなりました。アドインの展開はMicrosoft 365管理センターのサービスとアドインのページから開始します。
この場合は、Microsoft社が公開している下記の最新の情報をご参考に、設定を実施頂きますようお願い致します。
【参考】
Office 365 の管理センターでの Office 365 のアドインの展開を管理します。
【対応状況】
2019/1/23発行の「来訪者管理_管理者ガイド」第六版にてアドインの設定手順を更新しました。
本ページの [●サポートファイル一覧] - [Q.2ResourceLook 来訪者管理機能 管理者ガイド・利用者ガイド] よりダウンロードしてご利用下さい。
Microsoft 365管理センターにて来訪者管理アドインを展開する設定をしたにもかかわらず、Outlook・Outlook on the webに来訪者管理アドインのアイコンが表示されない場合、設定の反映に時間がかかっていることが考えられます。
Microsoft社の情報(下記【参考1】)によりますと、アドインを設定してから表示されるまでには最大24時間かかる場合がありますので、しばらく待ってから再度ご確認ください。
なお、この設定の反映はMicrosoft 365側の動作となり、ResourceLook側で制御することはできません。
また、Microsoft社の情報(下記【参考2】・【参考3】)をご参考に、アドインを使用できる条件を満たしていることをご確認ください。
【参考1】管理センターでアドインを展開する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/manage/manage-deployment-of-add-ins
【参考2】組織でアドインの集中展開が機能するかどうかを判断する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/manage/centralized-deployment-of-add-ins
【参考3】一元展開に関する FAQ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/manage/centralized-deployment-faq
2020年4月3日現在、来訪者管理機能にて下記の事象が発生する事を確認しております。
【事象】
来客情報が登録されている会議開催通知メールの受信者が、そのメールをOutlook on the web(OWA)で開くと、[来訪者管理]タブが表示されません。
そのため、登録されている来客情報を参照する事ができません。
※Outlookから開いた場合には発生しません
【原因】
この事象はOutlook on the web側の仕様変更に起因して発生していると想定しております。
【対応方法】
Outlook on the web側の動作に起因する事から、来訪者管理機能側での対応は困難ですが、その他の機能は通常通りにご利用になれます。
状況が進展しましたら、改めてご案内いたします。
お客様にはご不便をお掛けいたしますが、なにとぞご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
ResourceLook OnlineサーバーではMicrosoft Azureの東日本リージョンと西日本リージョンを使用しているため、IPアドレスは各リージョンのIPアドレスの範囲から使用されます。
お客様の環境でIPアドレスによる接続制限をされている場合は、下記の参考サイトを参照し、各リージョンのIPアドレスの範囲への接続を許可してください。
【参考】Azure IP Ranges and Service Tags - Public Cloud
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=56519
.jsonファイル内の「AzureCloud.japaneast」と「AzureCloud.japanwest」
・"name": "AzureCloud.japaneast" ※東日本リージョン
・"name": "AzureCloud.japanwest" ※西日本リージョン